京都帝大白頭山遠征に宗作は請われて参加した。
 今西錦司、西堀栄三郎と云う当時の山岳界をリードした方々と共に、氷点下四十八度の寒気団の下、極地方登山を試み、成功させた。
 しかしこれは、宗作にとって最期の檜舞台となった。
 昭和十年冬、白頭山登山のベースキャンプでの記念撮影。
 左端が珍しく笑顔を見せている宗作。
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