親爺のずぼら料理帳   
                                 No.65 ブータン産乾燥松茸の佃煮    2014/ 8/24  掲載 

材    料 乾燥松茸(ブータン産)、昆布、醤油、砂糖、みりん、水飴

 ネパールの弟分が、ブータン産の乾燥松茸を送ってくれた。
もちろんその食べ方もわからぬが、何となく松茸のにおいもしている・・・。で、干し椎茸の要領で水に戻し、とにかく佃煮にしてみることにした・・・・・。
  
 からからのひからびた松茸は、なにやら日向臭いにおいばかりだが、とにかくボールに水を張りつけ込んで戻す・・・・・。
 一晩おいたら、戻し椎茸のようになっていた。
 戻し水は椎茸の戻し水と一緒で、茶色く色づき、でも紛う方無き松茸の香りがしている。しかもかなり芳醇な香り・・・・・、
                
 で、戻した松茸を食べやすいように切り、戻し水と一緒に鍋に入れコトコト煮ることにした・・・・・。   
 普通の佃煮の感覚で、砂糖、みりん、醤油を加え煮てゆく。
 松茸だけでは少し寂しいので、羅臼昆布を適当に切って、一緒に煮ることにした。
 コトコト気長に・・・・・・・
  
 で、煮詰まってきたところへ水飴を一掬い加え、照りを出し、まあ、できあがりである。冷めて味見をしてみたら、おいしい松茸昆布となっていた。もったいない話だが、松茸が昆布より多いという贅沢な佃煮に仕上がった。
 美味い。市販の松茸昆布より香りが強い。
 ちょっと手に入りにくい食材故、ネパールの弟に感謝しつついただこう・・・。  
  

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