親爺のずぼら料理帳     No.6  手早くつくる中華丼   2012/12/04・・・・・掲載 

肉&海鮮   豚肉細切れ、貝柱、小エビ等好みのままに(イカも美味い)
 野菜&キノコ  白菜、タケノコ、長ネギ、ピーマン、ニンニク、シメジ、キクラゲ等々。冷蔵庫のあまり野菜大歓迎但し相性注意。
 調味料など  塩、コショウ、牡蠣油、醤油、ラード、ごま油

 まずは材料を刻む。この行程が一番時間がかかり面倒で、且つ熟練を要する
ので、これはオカカにお願いする。親爺がやるとかなりいい加減で、白髪葱など無
理・・・。白菜はざく切り(これは親爺でも出来るが散らかすのでオカカが怒る。)葱
は面倒だが白髪葱に、ピーマンは細め短冊、タケノコも適当に。肉は細切れで、
海鮮物も適当に(今日は冷凍の小エビと柱だから切る必要なし)キクラゲも戻して
細切り。
 とここまでがオカカの主婦歴30年以上の熟練の技を持ってしても15分ほどかか
る。もし親爺がやると時間は余り変わらずもその辺が大いに汚れる事請け合い・・
・・・?
 
 
 この後は素早く全て強火でやる。鍋のラードを沸かし、ニンニクを炒め香りを移
し、豚こま、海鮮物から投入、火を通し、塩コショウで軽く下味を・・・・・  
  
  肉と海鮮物に火が通ったら、タケノコ、ピーマン、白菜と思い切りよく投入し、キノコやキクラゲも入れ、手早く炒め、最後に葱とごま油を加える。
 鍋が振れたら効率的に混ぜあわせが出来るので、ちょっとぐらいこぼれてもい
いやと言うつもりでがんばる・・・でも余りがんばりすぎると、全部こぼれた等となる
のでご注意。6割方野菜に火が通った頃、お湯を(水でもOK )ひたひたくらいに注
ぎ、一煮立ちしたら味付け。
 牡蠣油(オイスターソース)、醤油、ごま油で味を見る。
  
 水解き片栗粉を、加減を見ながら加え、とろみをつければもう立派な中華丼にな
る。とろみをつけた後でも味を加えることは出来るので、まずは薄味で具合を見て
後で少しずつ味を加える方が失敗せぬ。
 な〜に、濃すぎると思えば、湯を加え薄め、水溶き片栗粉も加え味ととろみを調
整すればいいから、この料理には、まずは喰えないほどの失敗はない・・・どころ
かかなり美味く仕上がる。
 
 で、ちょっと赤いにんじんか、赤パプリカでも加えればもう少しきれいな色に仕上
がっただろうし、ウズラの卵も忘れていた・・・・・が、今夜の中華丼も美味かった。
 飲めぬ親爺がノンアルコールビールでまねごとを覚えた晩酌の、その相の手に
熱々の中華丼をフーフー良いながら食い、冷えたノンアルコールビールをのどへ
流し込めば、イヤ〜美味い!!
 長年分からなかった、ビールが美味いなどという「飲む楽しみ」がようやく理解で
きたような気がする・・・。

 シンペーが飯を食いながら飲むスタイルも、何となく理解できる・・・。
  
 


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