親爺のずぼら料理帳        No.59 鰯オイル漬け(オイルサーディン)  2013/12/16  掲載 

材    料  鰯(なるべく生きの良い物)、オリーブ油、にんにく、鷹の爪、ローリエ、塩

 スーパーマーケットで鰯を見つけた。生きは悪くはないが、刺身で喰えるほどの生きの良さでもない。それでもオイル漬けにするなら十分だ。何せ、蠣のオイル漬けが上首尾だったので、勢いが付いている・・・。
 オカカが手際よく三枚に下ろしてくれた。水気を取り塩を振って半日ほど寝かせ、やや大ぶりなのでそれを更に半分に切って、クッキングペーパーで水気を取り・・・・・
  
 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくの薄切りを入れ香りを油に移し、ローリエや鷹の爪も加えて香りが出たらコンロからおろし、ふきんの上でオイルの温度を少し下げ、そこへ・・・
  
    
 鰯を並べ入れオイルをひたひたくらいまで加え、弱火で加熱して行く・・・・・決して油を煮立て揚げ物にしてはいけないので、一番弱火で、油を沸かさぬよう気をつけながら10分ほど加熱して行く・・・途中で上下をひっくり返して見ても見なくても良いが、とにかく身が白くなって、でも皮はそのまま縮んだり焦げたりせず、きれいなピカッとした色を保つように・・・・・   
 で、鰯に火が通ったら、そのまま冷まし、オイル共に鰯の身を崩さぬようタッパーや瓶などに移し、全体がオイルに浸るまで新たなオイルをつぎ足す。
 この時ローリエや、鷹の爪を好みの量追加しても良いし、他のハーブなども好みで入れても一向にかまわない。
 2〜3日したら喰い頃となる。
 保存も利き、なかなか美味いものだ。

 親爺は温飯にこれをオイルもたっぷり纏わせて載せ、醤油を垂らして掻き込むのが大好き・・・・・。
 やはり親爺は、痩せられぬ・・・。 
             

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