親爺のずぼら料理帳     No.56  パンプキンプディングずぼら風    2013/10/25  掲載 

材  料  カボチャ、牛乳、卵、クリーム(植物性で可)、砂糖

 お隣の岐阜県飛騨古川は、車でわずか1時間半あまり。馴染みのお宿もあり、ちょくちょくお邪魔する。最近はその古川のちょっと高山よりの所にある野菜直売所「あじか」がお気に入りで、オカカと二人買い出しに行く。
 アベノミックスだかバカノミックスだか知らないが庶民無視、大企業優先の自民党が、民主党のあまりにも無能なおかげで又政権を取り、やりたい放題。この物価の急騰には閉口しているが、スーパーでトマト一個が158円には恐れ入った・・・。
 ところが「あじか」では甘い高品質なトマトが4〜5個も入って100円だし、他の野菜も驚くほど安くて品質が高い。片道80km、往復160kmを走ってもプリウスなら7リッターのガソリンですむ・・・・・エ〜ッ、リッター160円だって・・・・・!!
 と、大騒ぎしながら買って来た200円のカボチャで、見よう見まねのプディング(プリン)を作る事にした・・・。先ずはカボチャを切り分けて、鍋に入れ・・・・・。
  
 水を加えて茹でる。カボチャはとても堅くて、これを切るのに苦労した。気をつけぬと手を切るから注意して・・・。
 で、コトコト15分も似れば箸がすっと通るくらいに柔らかくなる。
15分で未だ堅ければ、柔らかくなるまでもっと煮ればよい。
  
 柔らかく煮上がったカボチャは汁気を切って、ミキサーに入れ、牛乳、クリーム、砂糖、卵、もこれに加え混ぜ合わせる。この時出来るだけなめらかに仕上げたい方は予めカボチャだけは裏ごしすると良いだろうが、親爺はそんな面倒なことはしない。焼き上がりを想像しながら、好みのなめらかさ、甘さに材料の調合を変えて楽しめばいい・・・。
 大きなカボチャを半分も使ったら、やたら量が増えて、小さなミキサーで何度も分けて攪拌し、最期に鍋に全部まとめ味を調えた。やや甘めでも、市販品と比べると甘さは抑えられているはずだ。
  
 途中でオカカが見かねたかしてヘルプ。出来上がったプディングの種を焼き型に流し込む。もちろんその前に焼き型にはカラメルシロップを少しずつ流し込んでおく。
 こういう作業になるとオカカに一日の長が有る。親爺は写真撮影班に廻り、オカカがその手際を見せつける・・・・・。
    
 オーブンの天板に水を敷き、その上に焼き型に入ったプディングを並べ、オーブンに入れる。
 150℃で大凡4〜50分焼く・・・・・。
  
 見事にパンプキンプディングの焼き上がりである。このまんま食べても全く何の問題もないが、一応型から出して皿に置いてみたら、やはりちょっと格好良く見える・・・。

 肝心の味も悪かろうはずがない。親爺好みの可成り苦めのカラメルシロップが利いてちょっとスイートポテトっぽい舌触りだが、これはカボチャの皮も一緒に練り込み、裏ごしもしない仕上げとしたからで、これがイヤなら卵をやや増やし、裏ごしをしっかりすればよい・・・。
 いやいや、見よう見まねのプディングながら上出来上出来。
 ヨータローの離乳食にも良いだろう・・・・・。 
  

Go to Top

inserted by FC2 system