親爺のずぼら料理帳   番外・山小屋まかない編  またタイカレー  2013/09/26   掲載


これはもう料理帳の番外中の番外だ。標高の高い北アルプスの山小屋で、限られた食材で作る日々の賄い風景である。

 何故か又最近、タイカレーに人気が出てきて、レトルトや缶詰、カレーペーストなどが盛んに売られているらしい。
 そんなわけだからか、前に剱御前小舎で賄いに作ったタイカレーの評判が良く、親爺入山で又作ってくれとリクエスト。
 おだてるのが上手いヒデに乗せられ、これまたおだてに乗りやすい親爺だから、ホイホイとタイカレーを作ることになった。
 親爺下山中に作って、剱御前小舎にもお裾分けしたタイカレーペーストはとっくに使い切ったとかで、それではとドライレモングラスと
親爺の妹が作って送ってくれた、ハバネロをベースに、又いい加減なタイカレー作りが始まった。
 もちろん、親爺の料理は素人料理なので、同じ名称の料理でも作る度に味が変わり、材料も代わる。
 だからここに掲載するタイカレーも、前回のタイカレーとは違うかも知れないが、それは間違いではなく、親爺の作ったタイカレーなのだ。
 今回はアラフォーの弟子どもに指導した親爺シェフモドキである・・・・・。

1,先ずはドライレモングラスを煎じ、例によって顆粒の鶏ガラスープを加えレモングラス風味のスープを作る。ヒデがその間に鶏肉を切る。
 

2,スープが出来た。ドライレモングラスを煎じるのは10分くらいでよいだろう。後は顆粒のスープの素を放り込めばよい。
  このとき忘れずにハバネロを加減しながらスープに加え、辛みも漬けておく。辛すぎるくらいでちょうど良い。
  アラフォーの弟子トモチャンがスープの味見に。            同じくアラフォーの弟子タケチャンもスープの味見。
 

3,鶏肉が準備でき、レモングラス風味鶏スープも準備が出来、アラフォー一番弟子のヒデが、後ろで缶詰のココナッツミルクを
  持ってポーズ・・・・・。このあたりで親爺は疲れてくる・・・・・。で、この後はヒデが、ヒデポンターン・ナンプラコーンというタイ
  料理のシェフに名を変え、指導に当たり・・・。親爺は大先生である。
             

4,へたり込んだ親爺大先生はいすに腰を下ろし、ヒデポンターンが調理の実際を行う。ニンニク、生姜を炒め・・・・・ 

      そこへ鶏肉を加えタマネギも加え焦げ目がつくまで             炒め続けるヒデポンターンシェフ・・・・・
 
            そこへアラフォー二番弟子ミッチャンが参戦。ヒデポンターンの指導の下調理する。
               

5,炒め終わった鶏肉を、濾してドライレモングラスの葉を除いたスープに移し、煮込み、トマトも加え又煮込み、最後に炒めたガラムマサラも
  加え煮込み、ナンプラー、ココナッツミルクを加えればほぼ出来上がり。
     出来上がりの味見に駆けつけたトモチャン                いつの間にかタイカレーが出来上がっている。
 

 タイカレーは出来上がり、タケチャンも味見に駆けつけ、ミッチャン、トモチャンにいつの間にか隅に追いやられたヒデポンターンシェフである。 
                

 この頃はとっくに親爺大先生は自室にへたり込んでいる。で、昼飯となり、全員で美味しくタイカレーを頂いたのである。
 

Go to Top

inserted by FC2 system