親爺のずぼら料理帳     No. 5  刺身用サーモンが手に入れば作るグラブラックス  2012/11/29掲載+12/2記事追加 

サーモン  刺身用のサーモンを切り身で、150g前後   
 調味料など 塩、好みのハーブ(デェイル、ルッコラ、スイートバジル等何でも良い)、コショウ

 グラブラックスは、北欧風の鮭の塩漬けのこと。
 今ではさほど珍しくもないが、いわゆるソフトスモークサーモンが一時期流行ったことが
あり、当時日本ではなかなか手に入らず、カナダ土産のソフトなスモークサーモンは、中
中高価なものだった。(ずいぶん昔の話かな・・・?)
 これを自作しようと親爺も何度か挑戦したが、これは当に職人技というか、簡単にでき
ないと云う事のみ思い知らされたものだ。
 が、このグラブラックスなら簡単にできる。しかもその味はかつてのソフトスモークサー
モンに限りなく近い。
 ハーブはデェイルを使うのが本式らしいが、なぁにかまうことはない。
 
 
 刺身でこのまま食することが可能な切り身だが、表面の水分だけはペーパータオルな
どで拭き取っておく。
 ここはちょっと丁寧に。もうすぐ料理は終わるのだから・・・
 
 水気を取ったサーモンの切り身に、塩をまぶす。
 量は好みというか、失敗を恐れずやって見ればいい。塩だけではなく砂糖も塩に混ぜて使
う人もいる。塩は軽くすり込む感じで、その上にハーブやコショウをのせ、まぶし、ラップで、
きっちりと巻く。
 これを冷蔵庫に入れ、数日おき、ラップから出して好みの厚さに切っていただく。
 ただこれだけの料理だが、驚くほど美味いソフトスモークサーモン・・・いや、グラブラックス
が出来上がる。
 バケットの上にクリームチーズを塗り、その上にこれを一切れ載せて食えば・・・・・!!
  
 今日で4日目(12/2)だが、我慢しきれず切って見た。美味い!!このくらいでも十分熟
成しており、親爺にはこのくらいがベストのような気もした。もう少しハーブを選べば良かっ
た、ルッコラは合わぬが、バジルは良く合う。白コショウももう少し強くすれば良かった・・・。
等々、喰いながらもいろいろ思いが巡る。
 作る手間も簡単だから味をああしよう、こうしようと改良点がすぐ思い浮かぶのも良い。
 鮭特有の、脂ののったうまみが、舌にまとわりつくようで、その後にハーブとコショウの風
味がかすかに漂い余韻となる。
 熱い野菜スープに添えて、軽くトーストしたバケットの薄切りにクリームチーズを塗り、この
一切れを載せていただけば、何と贅沢なランチとなることか・・・。
 親爺やせそうもない!!


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