No.５４　タイのグリーンカレーペーストずぼら風　　　　2013/08/30　　掲載　

病膏肓にいると言うが、青唐辛子の辛みが美味くて、これを何とか有効利用し、保存食をと考え、ついにグリーンカレーペーストなるものに行き着いた。タイ風の薫り高く、甘くて辛いカレーの基本調味ペーストである。 　これを作っておけばタイカレーは元より､工夫次第ではトムヤンクンにも、あるいはナシゴレンを作る時にも､色々使えそうだ。 　で、親爺は独自のずぼら的発想を持って、これに挑んだ。 　先ず青唐辛子を適当な大きさに切り、次いで、生姜、にんにくも適当に切ったりむいたりしておき、瘤蜜柑の葉（冷凍）も用意しておく・・・・・。
で、切った材料をフードプロセッサーに放り込み、乾しエビの醤油漬け（乾しエビを器に入れ、醤油を適宜注いで､一晩もおけばよい）、レモン汁、ナンプラーなども入れ、スイッチを入れミキシングする・・・が、汁気が少ないので中々混ざらない・・・。そんな時は少し水を足してフードプロセッサー本体を揺すりながら何度も攪拌をし、とにかくここでどろどろのペーストを作る。
さてだいぶ混ざったら、バジルパウダーや、レモングラス（ドライのレモングラスでも可）も好みで混ぜ、砂糖も加え、塩、黒コショウなどで味を調える。但し強烈に辛いので味見は十分気をつけて・・・。 　何度も攪拌し、ペーストが出来たらそれを今度は小鍋に移し、加熱する。
ぶくぶくと沸き、ある程度煮詰まったら、レモンの絞り汁を加え、良くかき混ぜ、火を止め冷ます。 　冷めたペーストをここで又味見。さわやかなレモングラスや、バイマクルーの香りと､かすかな苦み、強烈な辛み、旨味・・・・・と、実に美味しいタイ風グリーンカレーペーストが出来ているはずである。 　冷蔵庫で一晩おき、後は冷凍庫で保存しているが、さてどのくらい持つかは未だ解らない。 　今度これでトムヤンクンを作って見ようと思っている・・・。

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