親爺のずぼら料理帳     No.51 イカぽっぽ(イカめし)   2013/05/24   掲載 

材  料  イカ(鮮度の良い刺身用)、餅米
調味料   醤油、酒、みりん、砂糖

 イカぽっぽは、イカめしのことだ。多分3人の娘達が幼い頃に誰かが「イカぽっぽ」とイカめしを呼んだのだと思うが定かではなく、何時の頃からかイカめしを、我が家ではイカぽっぽと呼ぶようになった。
 (イカのポッポ焼きと言うのがあって、娘達の学校給食ではポッポ焼きと称してイカめしが出たらしい。イカのポッポ焼きはワタやげそを胴に詰め焼いた北の郷土料理だとは今知っただけ・・・。だから今でも我が家ではイカめし=イカぽっぽである。)
 鮮度の良い、刺身用のするめいかを買って来て、中のワタと、骨を抜いておく・・・
     
 別途、餅米を適当量水につけておき(一時間もつけておけばよい。)それをイカの本体に詰めてやる。スプーンですくい、イカに詰めるのが一番やりやすいそうだが、この時詰めすぎるとイカが、この後煮るときに破れてしまうので、おおよそ6割方の詰め方にして置いたらよい。餅米を詰め、爪楊枝で末端を閉じる・・・    
 鍋に、醤油、酒、砂糖、みりんで煮汁を作り沸かしておき、その中に餅米を詰めたイカを入れ煮る。この時ゲソもくちばしや目玉や触手?を取り除き掃除して置いて一緒に煮れば美味い。
 煮立ってから火を弱めにし、蓋をして2〜30分煮る。 
  
 火を止めて、しばらく冷まし皿に盛る。一緒に煮たゲソを盛りつけてやると子供が喜びそうだ・・・。
 箸でも簡単に切れ、餅米にもイカと煮汁の味がしっかりしみこみ美味い。
 イカのサイズにも依るが、2匹分は楽にいただける。
 駅弁で有名なイカめしだが、我が家のイカぽっぽはそれに勝とも劣らぬ一品で、今や成人した3人の娘達よりも、親爺の喜ぶ一品となっている・・・。  
  

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