親爺のずぼら料理帳     No.27    地味な干し椎茸の甘煮    2013/1/13  掲載

材  料 干し椎茸、昆布
調味料  醤油、砂糖、みりん

 干し椎茸がずいぶんあるので、お節でも評判の良かった甘煮にすることにした。ぬるま湯か、水をボールに張り、干し椎茸をもどす。砂糖を少し加えると良いというので入れたが、どうしてかは良く分からない・・・。   
 半日もほうっておいたら、うまく戻っていた。
 椎茸は一つずつさーっと水洗いし、へたを切り、食べやすい大きさに切って、鍋に入れて行く。
 
        
 椎茸の戻し汁も煮汁に加え、昆布も入れ、鍋を火にかけて砂糖、醤油、みりんなどを加え好みの味に調える。
 
        
 煮え上がったら、弱火にし、蓋をかぶせて気長に椎茸を煮含める。
 大体二〇分くらいかな・・・。
 たまに蓋を取って鍋の中を確認し、煮汁が1/3くらいになればOK.
    
 さて、冷まして、器に盛ってみると、何と地味で、見栄えのせぬ事か。
 が、この椎茸の甘煮は、それ自体非常に濃い味であり、椎茸を強く強く主張しながらも、箸休めに徹するというか、決して自分が主菜ではないことをわきまえた、名脇役のようである。
 親爺は炊きたての飯に生卵を掛け、この椎茸の一切れをその上に載せて喰うのが大好き・・・。親爺は、かなり安上がりに出来ているのだ・・・。
         


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