親爺のずぼら料理帳     No.19   タンドリーチキンもどき  2012/12/28  掲載

材料  鶏肉(骨なしのもも肉)
調味料など   ヨーグルト、香辛料(ガラムマサラ)orカレー粉、にんにく、塩コショウ、醤油、唐辛子粉 

 タンドリーチキンはタンドール(大きな水瓶状の窯)がないと出来ないが、もどきなら何とかなる。本来は鶏骨付きのもも肉だが骨を外し喰うのが面倒なので、骨抜きのもも肉を使う。チキンティッカに近いかも知れぬが、細かいことはこだわらぬ。
 肉の裏表に丹念に塩コショウをし、にんにくもなすりつけ下味をして二時間以上放置・・・。これで中まで塩が入り、焼いたときにうまみが抜けにくくなる。
 余り強く塩をすると塩辛くなるので(今日は塩辛かった・・・)気をつけて。
  
 オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、下味しておいた肉をのせ、先ずは皮を下にオーブンに入れて焼き始める。
 温度は220℃くらいで大凡15分〜20分ほど・・・・・
       
 その間にヨーグルトに、ガラムマサラ(カレー粉でもOK)、塩コショウ、唐辛子などを混ぜ込み、好みの味に仕上げる。おろしにんにくや、おろし生姜、何でも可。で、最期に醤油を隠し味で加えるのが親爺オリジナル・・・。
 で、15分余り焼いた肉を一端レンジから取り出し、具合を見て、ひっくり返して皮を上にし、その上にいろいろ混ぜ味を調えたヨーグルトをべったりと塗りつけて、オーブンに戻し更に焼く・・・・・漬け込まずここでヨーグルトタレを塗るのが親爺流・・・・・。
   
 その後10分程も焼き続けると、良い焦げ色が付き、美味そうな香りも漂ってくる。そろそろ頃合いかなと思う直前くらいからオーブンの上に盛りつける皿を載せ暖める・・・寒い雪国ならではの一手間だ。   
 で、こんな感じで焼き上がるので、温めた皿にとりわけ、キッチンペーパー上に残った肉汁や、タレもすくい取り皿に盛り、熱いうちにレモンでも搾りかけていただく。
 香辛料を混ぜたヨーグルトに漬け込んで焼くと、タンドールではなくオーブンなので、かりっと焼き上げるのが難しいがこのやり方だと割とかりっと焼き上がり、本格的なタンドリーチキンに近いタンドリーチキンもどきに仕上がり、キッチンペーパーのおかげでオーブンもさほど汚れない。
 失敗が少ない、美味いタンドリーチキンもどき、是非お試しあれ。
 
  

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