親爺のずぼら料理帳     No.17   ソヤ・ペペロンチーノ   2012/12/24  掲載

材料  パスタ(スパゲッティ 1.4mm)、ニンニク、オリーブオイル、唐辛子、ベーコン、シラス干し
調味料など   塩、コショウ、醤油

 アーリオ・オリオ・ペペロンチーノと云うのは、にんにく、油、
唐辛子と云う意味なのだそうだ。
 で、通常日本で言っているペペロンチーノは、このシンプル
な基本食材からなるをソースをからめたパスタ(スパゲッティ
ー)のことで、この他にも何でも好きなように加えて、ペペロン
チーノを名乗っても差し障りはあるまい・・・。
 先ずフライパンに多めのオリーブオイルを入れにんにくと唐
辛子を加え加熱する。(親爺はにんにくを切らしたので、チュ
ーブのおろしにんにくを使ったが、香りは生スライスには及ば
ない。)
 このままではちょっと寂し気なので、ベーコンを細かく切って加えた。
 隣のガス台ではお湯に塩を加え、パスタを茹で始める。
   
 未だ何か寂しげなので、思いついてシラス干しを加え一緒に
良く炒めた。
 そこへ、パスタのゆで汁を適量取って加えかき混ぜ、塩コショウで味を調えソースとするがベーコンとシラス干しから塩分が出るのでここでは薄い位の味にしておくのが上策。これでソースが出来たのだ。

 そうこうするうちに隣のガス台で茹でているパスタが茹で上が
り・・・・・
       
 アルデンテに茹で上がったパスタを、フライパンのソースにつかみ入れ(もちろん箸で、手ではやけどをする)かき混ぜて、ソースを絡めれば出来上がりだが、これでは未だ、いわゆるペペロンチーノで、皿に盛りつけ食す直前に生醤油をかけて好みの味とするのである。ここで、ようやくソヤ・ペペロンチーノな訳で、何ともたわいない。
 が、食してご覧あれ。下手なイタリア料理店のなまじのパスタなど及びも付かぬはずだ。
 ん?もしそうでなければそれは作り方がどこか悪いのであるから、何の手間のかからぬ料理、何度も工夫して作り直せば、必ず自分の味に巡り会うのである・・・・・。 
 熱々にゆずを散らして喰うも又美味い。
  

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