親爺のずぼら料理帳     No.11 安いけど美味い鯛のあら煮    2012/12/11   掲載 

主 材 料  鯛のアラ(適当な量、食べたいだけ)、生姜
調味料など  醤油、酒、砂糖、みりん

 親爺には、鯛の塩焼きや刺身より、鯛のあら煮の方が
好みに合っている。手はかかるが、あら煮は美味い。

 で、先ず鯛のアラの頭や、かまの鱗を落とす。ざるに並
べ、熱湯をかけて、すぐに水で冷やし、なるべく皮を傷つ
けぬように、まずは手で・・・
    
 手でどうにもならぬところは包丁を使い、丁寧に鱗を落
とす。
 生臭くならぬよう血合いの処理をしっかりと。頭もかまも
丁寧に血合いを取り除き、中骨も、血合いをとり、食べや
すいサイズに切っておく。
 すっかり掃除を終えたアラはもう美味そうに見える・・・。
      
 鍋に水、酒、砂糖、醤油、みりんの調味料を入れ、生姜
も加え煮立てる。
 煮立ったところにアラをきれいに並べ入れ・・・・
    
 やや強火で、一気に煮揚げる。面倒だがつきっきりで、
小さいお玉で煮汁をすくい、全体に行き渡るようかけ回し
てやると上手くできる。
 くれぐれも焦がさぬよう、それでも大胆に火を余り弱くせ
ず一気に荷揚げるのが大切。
 煮汁が1/3位に煮詰まったら火を止め、しばらく味を馴染ませる。
 好みでゴボウを短冊に切って一緒に煮ても美味い。
 飯に非常に良く合い、ゆずを散らして骨までしゃぶり喰うのが堪らない。
    

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